消泡剤と聞いたとき、何となく消火に使う特殊な薬品などを連想される人も多いかと思われますが、これは液体に対して泡が生じてしまうことを防止させたり、逆に液体中に生じた泡を消すために使用する薬剤の総称です。消泡剤は添加物の一種で、発砲現象により製品そのものの品質に支障をきたすときなど消泡工程が必要不可欠です。泡を消すための方法には、物理的もしくは機械的手法と化学的手法の2つがありますが、消泡剤は降車の化学的手法によるもので、物理的もしくは機械的手法は温度や圧力の変化、超音波などを使い泡そのものの特性を不安定化させるなどの大きな違いがあります。液体中に生じる泡は、気液間での界面現象で水と油など液体中に含まれている界面活性剤や高分子化合物などが原因とされます。

なお、消泡剤はシリコーン系や界面活性剤、ポリエーテルや高級アルコールなど有機系に分類されており、シリコーン系は即効性に優れた汎用性タイプで水性や油もしくは溶剤などのような非水性などに関係なく有効といいます。有機系の場合は汎用性そのものは少ないけれども、水性に対する消泡作用が優れていて持続性を持つといいます。シリコーン系には、オイル型や溶液型、オイルコンパウンド型やエマルジョン型、自己乳化型などの5つの種類があり条件などに応じて選択できるようになっているのも特徴です。食品工業の油系などの用途で使う場合には、オイル型やオイルコンパウンド型で食品工業の水系ではエマルジョン型など用途に応じて使い分けが必要です。

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