女性を中心に高い人気を博しているのが占いです。テレビや雑誌などでも取り上げられる機会が多いため、ふとした瞬間に目にすることも多いと思います。自分の悩みを解消するための手段として、様々な目的のもとに多くの人から求められているサービスなのです。占いの結果が出た時、それが良いものであっても悪いものであっても、自分の成長の糧に出来れば問題はないのですが、不安感に襲われてどんどん回数を重ねてしまう人もいると言います。
自分の理想とする答えが出るまでいくつもの占い師をはしごし、日常生活にも支障をきたすような状態に追い込まれることを、一般的には占い依存症と言います。場合によっては借金を抱えてしまうようなケースもあり、もともと大きなストレスを抱えている人が、その不安から依存症に陥ってしまうことが多いようです。こうした状況になってしまったら、根本的な不安を取り除かない限り問題は解決しないでしょう。根底になる問題を客観的に見つけ、解決の糸口を探ることが重要です。
信頼できる友人や家族、もしくはカウンセラーなどに相談し、自分の悩みを冷静に受け止められる様な精神状態を作り出す必要があるのです。占ってもらうことで得られる言葉は大きな力を持っていますが、頼り過ぎてしまうのは危険です。時として自分の身を滅ぼしてしまうこともあるのです。どうしても依存してしまうという場合は、占いから離れて、自分自身を見つめ直すことが大切です。