どんなに医療が発達していても人はやがては老いて死んでいくもの、不老長寿にはなれません。いつ寿命が尽きるのか、それは人の永遠のテーマです。それゆえに手相占いで生命線を見てもらうという方も多くいるのです。手相における生命線とはその名の通り、人間の生命力を表していると言われています。
伸びる方向や線の状態から健康運全般を占うことが出来ます。感情線・知能線と共に生命線は手相の基礎3大線と呼ばれているので、ほとんどの人の手にあることでしょう。3大線の中で特にくっきりと明瞭で強さが感じられるのであれば強い体力や不屈の精神力を持っていることの現われに、プロアスリート選手などは2本3本と複数存在しているような方も多いのです。寿命だけでなく、「健康運や体力の有無・病気や怪我がいつ起こるか、運命の変わりやすい時期はいつか」などこれだけのことが分かるのです。
手相占いの中でも特に重要な掌線であるわけです。突然の健康上のトラブルは人生を大きく狂わす要因にも、無視するわけにはいきません。健康や寿命といったその人の人生そのものに関わることを占うのですから、左右どちらかではなく両手を判断するようにします。大きな途切れは健康上のトラブル、明瞭であれば生死を分けたり重篤なものとなる可能性も高まるのですが、その途切れというのが片方のてにのみあるのならばそれは確実な物とは言い切れないのです。
両手共に同じようなところで途切れてというのはかなり珍しいパターン、人の生き死にを詳しくは図れないということであくまで参考程度に受け止めておくことです。