手相占いをする時に気本線でもあり、特に注目度も認知度も高いのが生命線と言えるでしょう。この線は健康や体力に関することを読み解くことが出来る線で、体調の変化や年と共に生命線も変化します。なのでいい結果が出たからといって過信すると、良くない未来を引き寄せてしまう結果になるので注意が必要です。ちなみにこの線の他にも気本線と呼ばれるモノには運命線、感情線、知能線などがあります。
そして生命線は人差し指と親指の付け根部分にあり、手首方向に伸びる丸みがある線のことです。健康や生命力以外にもスタミナや気力、肉体労働に向いているかどうかが分かります。さらに始点の場所や線の濃さと長さ、張り出しなどを見て手相を占っていきます。難しいのは流年法と言われる人生の体調面での変化を予測することで、他の基本線と異なりカーブしているので素人には分かりにくいと言えるでしょう。
基本的な見方は人差し指と中指の間から縦線を見立てて、生命線と交わった点を20歳と考えます。そして等間隔で30歳、40歳、50歳と読み解きその年齢の線が濃いなら健康、薄いなら注意が必要です。他にも手相を読み解くポイントは始点の位置の高さや張り出し具合と言うことが出来ます。張り出しが大きい場合はとても生命力に溢れたエネルギッシュな人と言えるでしょう。
また人によっては2本線がある人もいて、その場合は生命力が人の倍あると考えられます。だから怪我や病気をしにくく、長生きすると言われています。